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インタビュー
 
今回は、d-officeのプロジェクトでもお世話になっている建築家の飯田氏のオフィスを訪ねました。
建築家 飯田英二氏

1966年生まれ
IMO代表 一級建築士
神戸大学卒業後、
設計事務所勤務を経て独立。
住宅から店舗まで幅広く手掛ける。
趣味はビール造り。

飯田氏オフィスにて


飯田氏(以下I)、d-office(以下D
 
D まず、この仕事場だけど、かっこいいですよね。どうやって手に入れたんですか?
   
I 僕は、前から何となくこの宝塚(兵庫県)が気に入っていて、将来、生活したり、
仕事したりする場としては、宝塚を選びたいって思っていたんです。
大学を卒業後に就職した設計事務所を、2年程前に辞めて独立した時、
どこで生活したい、どこを仕事場にしたいって自分に問い掛けたら、
やっぱり宝塚だったんですよね。
それで、築30年越えのこのボロっちいマンションを安くで買って、自分の設計で
リフォームしたんです。
   
D この部屋、飯田さんの趣味が出てますね。とくに、このエッチな鏡なんて・・・(笑)
(編集部注:壁一面に鏡が張ってある)
   
I バカなこと言わないでください(笑) でも、この部屋に来た男はみんなそう言う。
これは、部屋の狭さを感じさせないことと、置いてある植物などが、鏡に映ることによって、
さらに緑豊かに鮮やかに見えるようにしてあるんですね。
   
D いつも思うんですけど、建築って、アイデアが大事ですよね。
ものを作る時、どんなアイデアを盛り込むかを初めから考えていないと、
後でどんなに努力しても限界ってこともありますもんね。
   
I そうなんですよね。それと、仕事には、 「涙」と「笑い」と「感動」が必要なんだと思っています。
   
D 「涙」と「笑い」と「感動」ですか。藤山寛美の松竹新喜劇みたいですね。
   
I そうです。設計という仕事に取り組む時に、僕がいつも心がけているのは、
お客さんとの仕事のプロセスを僕自身がいかに楽しむか、
そして、いかにお客さんに楽しんでもらうかなんです。
例えば、ある土地に、家を建ててもらいたいという設計の依頼が来た場合、
僕らは、毎日のように家というものに関わっているけど、お客さんにとっては、
人生の中の大イベントのひとつなんです。
だから、そんな大事なイベントを業務的に済ませちゃうと、
僕もお客さんも後で大きな後悔をすることになると思うんです。
一緒に土地を見に行ったり、お客さんの住宅への思いを
何時間でも聞いたり、メーカーのショールームを一緒に見に行ったり、
図面を提出する時にも、それなりの演出をしたり。
とにかく、家が出来るまでの間、自分と過ごす時間を楽しんでもらいたいと思っています。
   
D なるほど、それはいい考えですね。
今、建築家によるデザイン住宅が流行っているけど、
結構、出来た作品にスポットが当てられていますよね。
でも、本当に大事なことは、モノを作るプロセスそのものなんだということですね。
「結果だけではなくプロセスを楽しむこと」。
でもこれは、モノづくりだけでなく、人生そのものでもありますよね。
   
I そのとおりだと思います。
リノベーションオフィス
壁から洩れる照明の陰影が美しい仕事場
オフィスにて
仕事中の飯田氏
バーのようなキッチン
バーのようなキッチンには拘りの酒が並ぶ

レーシングカート
玄関に置いてあるレーシングカート
カッコイイエントランス
エントランス廻りもカッコイイ
D ところで、飯田さんに聞きたかったんですけど、あの玄関の横にあるもの何ですか?
   
I レーシングカートですよ。
僕は、大学時代に、自動車部に属していたので、レースが好きなんですよ。
だから大学出て、すぐに自分用のカート買って。
今でも、たまにナイター走行なんかに行ったりしますよ。
仕事のアイデアに詰まったりした時なんかは、思い出したようにサーキットに行って、
無我夢中でアクセル踏み込んで・・・。
走り終えた後は、気分も爽快です。
   
D カートといっても、結構スピード出るんじゃないんですか?
   
I 直線だと80キロ、90キロ出ますよ。体感スピードはさらに凄いですよ。
今度、体験してみますか?走った後、グッタリするぐらい体力使いますよ。
ダイエットにいいんじゃない。
   
D ダイエットにもなって気分爽快なんて、イイことづくめじゃないですか!
早速、マイヘルメットを用意しておきます。(笑)
以前、飯田さんのマイカーに乗せてもらったんですけど、あれも変わっていますよね。
   
I ホンダのビートっていう車なんですけど、軽自動車のスポーツカーってとこですか。
   
D まさに地を這っているという感じでしたね。
乗り心地は、決して良くなかったけど。(笑)もう古いでしょ。買い換えたりしないんですか?
   
I 実は、もう探しているんです。中古のポルシェ911。
休みのたびに見に行ってるんだけど、なかなかいいのがなくて・・・。
でも近いうちに、何とか手にいれます。
   
D 結構、優雅な生活ですね。お金だけでなく、その精神が・・・。
飯田さんぐらいの年齢ともなると、
普通いろいろと遊べなくなるじゃないですか。
毎日のように飲みにも行っているみたいだし・・・。
   
I イイ仕事をするには、自分自身も楽しんでいないとね。
仕事のためですよ。
さすがに毎日は行きませんけど(笑)
 

飯田氏のオフィス
IMO(アイエムオー)  兵庫県宝塚市武庫川町4-3-711 TEL・FAX 0797-84-2416
email iidaeiji@imo-design.com  URL http://www.imo-design.com/


飯田氏の作品でもあるおすすめのカフェ
「カフェ・ダルブッカ
宝塚市武庫川町4-12 TEL 0797-87-5710
11:30〜20:00(金土〜22:00)駐車場あり 最寄駅:宝塚南口
(宝塚大橋を手塚治虫記念館の方へ渡ってNTTの横の路地を入ってすぐ)
 
お問い合わせ
 
株式会社メゾンドデッサン